
▲Parmanent Wat Phnom Drawing Art Exhibition Centerの奥に展示されている漁具
「観光名所」の少ない首都プノンペンにあって、定番の観光地のひとつとなっているのが、プノンペン発祥の地といわれるワットプノン寺院だ。小高い丘の上に築かれたこの寺院は、プノンペン中心部では珍しく緑の豊かなところで、地元の人々の憩いの場ともなっている。
さて、ワットプノン寺院を訪れたら、寺院の西側にあるParmanent Wat Phnom Drawing Art Exhibition Centerにも足を運んでみたい。お土産物や絵画の並べられた空間を通り越して奥へ進むと、民俗資料館のような一画があり、漁具や農具、民具などが展示されているのだ。

▲サトウヤシの樹液採取に使う道具と運搬用の自転車
各展示には、ほとんど説明はないに等しいが、カンボジアの農村の暮らしに興味のある人なら、きっと興味深く見ることができるだろう。地方出身のカンボジア人と一緒に訪れる機会があったら、それぞれの道具が農村でいつ、どんな風に使われているのかを聞いてみれば、カンボジアという国を別の視点から見ることができるのではないかと思う。
これら民具には、「開発」の進むプノンペンやシェムリアップの中心部、シハヌークビルなどの町からは感じとることの難しい、農村の暮らしが詰まっている。




